雪梅芳譚犬の草紙

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雪梅芳譚犬の草紙 56編 224巻セツバイホウタンイヌノソウシ
笠亭仙果。柳々仙果(四十)。仙果改柳亭種秀(四十一)。柳亭種彦(四十二)、
久保田彦作(五十六) ; 画工:歌川豊国(初?二?三?四?五)、歌川貞秀?
外題歌川豊国(六)、歌川豊国(七?八?九?十?十一?十二?十三?十四?十五?十六?
十七?十八?十九?二十?二十二)?歌川国貞?
外題歌川豊国(二十三口絵歌川豊国?二十四?二十五口絵歌川豊国?
二十六?二十七?二十八口絵歌川豊国?二十九口絵歌川豊国?
三十?三十一?三十二?三十三?三十四?三十五?三十六?三十七?三十八?三十九)
歌川国貞(四十?四十一)、歌川国綱?外題歌川国貞(四十二?四十三?四十四?四十五?
四十六?四十七?四十八)、歌川国輝(四十九?五十)、歌川国政(五）
松榮堂 , 嘉永元年[1848]－明治14年[1881]刊
28冊 17.8×12.0cm
江戸末期合巻

【コレクション紹介】

向井信夫文庫

　馬琴の名作『南総里見八犬伝』はその長編ゆえにいくつもの抄録合巻ものが出回った。本書は衒学的な馬琴の『八犬伝』を大衆向けに平仮名中心に記したもの。物語は対管領戦までの抄録に終わるが、二世種彦（笠亭仙果）(1806－1868) 一人によって書かれ、役者絵に秀でた三代歌川豊国（二代国貞）（1826－1880）の挿絵が好評だった。豊国（国貞）は、本書の登場人物を役者似顔絵で、シリーズもの『八犬伝犬の草紙』（五十枚）も描いている。